ジークフリード・ワグナー ブロンズ像「微笑む婦人」（Ib Rathje Bronzestøberiより

ジークフリード・ワーグナーはデンマークの彫刻家。ハンブルクでデンマーク人の両親のもとに生まれ、彫刻家のオルガ・ワーグナーと結婚。1889年から1896年まで美術アカデミーで学び、J.F.ウィルムセンらのアシスタントを務めた後、1900年から1902年までモーゲンス・バリンス・ティンスミティーの共同ディレクターを務めた。 ジークフリート・ワーグナーは工業美術の作品を数多く制作し、装飾美術の発展にも影響を与えた。彼の最も有名な彫刻作品は、コペンハーゲンのRådhuspladsenにあるLurblæserne（ブロンズ、1911-1914年。ヤコブセンの生誕100周年（1811年）を記念して建てられた。 ジークフリート・ワーグナーはしばしば妻と共同制作を行い、1905年からは妻と同じくデン・フリー・ウドスティリングで展覧会を開催した。